- コヨーテとは…
北アメリカに生息し、イヌ科でオオカミによく似た動物です。
というのはさておき、
ラブレターに続きまして、こちらも数字を使ったボードゲームになります。
ルールは簡単でボードゲーム初心者におすすめです。
では、『コヨーテ』の遊び方・ルールなどを紹介します。
1.コヨーテについて
コヨーテについて詳しく説明していきます!

1.1 ゲームの特徴
・プレイ人数:2人~10人
・プレイ時間:15分~30分
・対象年齢 :10歳以上
【内容物】
・数字カード(-10~20):33枚
・特殊カード :3枚
・ライフカード :10枚
・仮面カード :10枚
・説明書 :1枚
1.2 ゲームの流れ
自分持っているカードの数字がわからない状態で、他のプレイヤーが持っているカードの数字から、場に出ているカードの合計を推理するゲームです。
最初のプレイヤーは場に出ているカードの合計がいくつになるかを推理して、その数字より低い数字を宣言していきます。
次のプレイヤーは以下2つの方法でゲームを進めます。
・前のプレイヤーが宣言した数字が場に出ているカードの合計よりも小さいと思ったとき
->前のプレイヤーよりも大きな数字を宣言する
・前のプレイヤーが宣言した数字が場に出ているカードの合計よりも大きいと思ったとき
->「コヨーテ」と宣言し、答え合わせを行う
前のプレイヤーが宣言した数字が合計よりも大きければ、前のプレイヤーの負けとなる
反対に宣言した数字より小さい、または同じであればプレイヤーの負けとなる
3回負けてライフがなくなると、そのプレイヤーは脱落します。
【ゲーム終了・勝利条件】
・プレイヤーが1人なったとき
最後まで残っていたプレイヤーが勝者となります。
【ゲームの手順】
①数字カードと特殊カード、計36枚とライフカード(人数分)を準備
②よくシャッフルし、各プレイヤーに1枚ずつ配る
③じゃんけんなどで順番を決める
④自分のカードは裏向きのまま、おでこの前に持っていき、相手に見えるようにする
⑤最初のプレイヤーは場に出ているカードの合計よりも小さいと思う数字を宣言する
⑥次のプレイヤーは前のプレイヤーより大きい数字を宣言するか、「コヨーテ」と宣言する
⑦「コヨーテ」と宣言したら、全員のカードを確認し計算する
⑧勝敗が決まれば、負けたプレイヤーはライフカードを裏向きにしてライフを1つ減らす
⑨前のゲームで使用したカードは捨て札に置き、残りカードで次のゲームを行う

2.コヨーテのカード効果について
基本的には数字の計算だけなので、複雑な効果はありません。
2.1 各カードの説明
数字カード(33枚)
効果はありません。
ただし、数字の大きさによって枚数が異なります。
「20」や「-10」は合計の計算に大きく影響するので、1枚ずつしかないなど調整されています。
既に捨て札に置かれているカードがあれば、残っているカードから自分のカードの数字を推理できるかもしれません。
特殊カード(3枚)
「×2」は場の数字を2倍にする効果です。
「MAX→0」は場に出ている一番大きい数字を0に変える効果です。
「?」はコヨーテが宣言された後に数字がわかります。
山札から1枚引いたカードの数字に置き換わります。
仮面カード(プレイヤー人数分)
数字カード、特殊カードでプレイしていくうちに、物足らないと感じた方は使用してみてください。
このカードは自分の手番のときに出すことができます。
6つの効果のうち、使いたい効果を1つ選んで使用することができます。
2.2 おすすめ戦法
他のプレイヤーが極端な数字や特殊カードを持っていたら、感づかれないように宣言する数字で情報操作させましょう。笑
例えば、「20」のカードを持っているプレイヤーがいれば、あえて小さい数字から宣言していき、終盤にかけて大きい数字になったときに「20」を持っているプレイヤーに「コヨーテ」を宣言させる方法や 「MAX→0」を持っているプレイヤーがいれば、大きめの数字を宣言し、このカードを持っているプレイヤーが数字を宣言したあと、「コヨーテ」と宣言するなどいろいろな戦術があります。
1人だけ極端な数字や特殊カードを持っていたら、他のプレイヤーは自然と協力し合うといった、敵でありつつ同盟を組む、味方になるといった面白い展開もあるので、ぜひ遊んでみてください!