■海底探検について
このボードゲームは海底の財宝を誰よりも多く獲得しようとライバルと競い合うゲーム内容となっています。
海底に潜るのでもちろん「空気」が必要になりますが、その「空気」はライバルと共通の空気タンクを使っているため、生きて帰るためにはライバルと協力しないといけない場面が出てきます。
協力したり邪魔したり、楽しみ方はいろいろあります!笑
ゲームの特徴
プレイ人数:2~6人
プレイ時間:30分
対象年齢 :8歳以上
【ゲーム終了・勝利条件】
3ラウンド終了時の得点の合計が1番高かったプレイヤーの勝利
となります。
ラウンドとは
「全員が潜水艦に帰る」または「空気がなくなる」とラウンドが終了します。
【内容物】
・特殊ダイス(ヒフミダイス)×2
・探検家コマ×6
・空気マーカー&潜水艦ボード×1
・ブランクチップ×16
・遺跡チップ(4種各8枚)×32

ゲームの流れ
潜水艦ボードから繋がるように遺跡チップを裏向きに並べます。
※表面の得点がわからないようにシャッフルしましょう。
遺跡チップは潜水艦ボードに近い方から「三角形」→「四角形」→「五角形」→「六角形」と並べます。
潜水艦ボードの上の「25」に空気マーカーを配置し、各プレイヤーの探検家コマもボードの上に置きます。
ゲームを始める前に、じゃんけん等で順番を決めます。
手番になったプレイヤーは4つの手順を行います。
① 空気を減らす
そのラウンドで拾った遺跡チップの枚数だけ、潜水艦ボード上から空気を減らします。
空気が0以下になっても、そのとき手番だったプレイヤーは手番を最後までプレイすることができます。
また、潜水艦に帰ってきたプレイヤーは手番を行わないため、空気は減らしません。
② 引き返すかどうかを宣言する
「引き返す(戻る)」「引き返さない(進む)」のどちらかを宣言します。
方向を変えられるのは1ラウンドで1回だけです。
引き返す場合は探検家コマを潜水艦の方向に向け、以降の手番では宣言する必要はありません。
何も宣言しないでサイコロを振った場合は、前の手番の時と同じ方向に進むことになります。
また、ラウンドのそれぞれ1番最初の回では引き返す選択はできません。
③ サイコロを振り、コマを進める
サイコロを2つ同時に振り、出た目の合計分だけ自分の探検家コマを進ませます。
進む途中、他のプレイヤーの探検家コマが置いてある遺跡チップがあった場合は、その遺跡チップは数に数えず、飛び越して進みます。
そのラウンドで拾った遺跡チップの数だけ、出た目の合計から引かなければいけません。
また、1番奥の遺跡チップまでたどり着いた場合は、目が余っていてもそのチップでストップします。
④ 探索
止まったチップに対して、「なにもしない」、「遺跡チップを拾う」または「遺跡チップを置く」の3つの中から行動を選びます。
「なにもしない」であれば自分の手番は終了し、次のプレイヤーに手番が移ります。
「遺跡チップを拾う」は、その場所の遺跡チップを裏返したまま手元に移動し、代わりにブランクチップを置きます。
拾った遺跡チップは潜水艦に持ち帰るまで表を見ることはできません。
「遺跡チップを置く」は、そのラウンドで拾った遺跡チップを持っていて、かつ、止まった場所がブランクチップだった場合に、ブランクチップの代わりに遺跡チップを置くことができます。
なぜ、わざわざ得点を減らすのかというと、遺跡チップを持っていると「空気が減る」「移動しづらくなる」となるため、お宝を手放す場合があります。
以上で手番が終了します。
これらの行動をラウンドが終了するまで、各プレイヤー繰り返していきます。
ラウンドの終了 について説明します。
ラウンドは「全員が潜水艦に帰る」もしくは「空気がなくなってしまう」のどちらかの条件を満たしたときにラウンドが終了します。
ラウンド終了までに潜水艦に帰っていたプレイヤーは、持ち帰った遺跡チップを表にして確認します。表になった遺跡チップは「財宝」となり得点になります。
反対に、ラウンド終了までに潜水艦に帰れなかったプレイヤーは、潜水艦から離れているプレイヤーから順番に、持っていた遺跡チップを潜水艦から1番離れている遺跡チップの隣(何もない場所)に重ねて置いていきます。
チップが3枚重なったら、4枚目は次の場所に置きます。重ねていく順番は自由に決めることができ、必ず3枚ずつ重なっていくようにします。
これらの3枚重なった遺跡チップは、以降のラウンドでは1枚の遺跡チップとして扱い、取るときも3枚一緒に、置くときも3枚一緒に置くようにします。
空気の減り具合や、コマを進めるときのマイナスに関しても1枚として扱います。
ただし、得点については3枚の合計が得点になります。
全てのプレイヤーが上記の行動を行ったら、次のラウンドの準備を始めます。
場に出されたブランクチップを全て取り除き、できた隙間をすぐ後ろのチップで詰めます。
1番潜水艦から遠かった人が最初のプレイヤーとなり、次のラウンドを始めます。
全員帰ることができた場合は、最後に潜水艦に帰り着いた人が最初のプレイヤーになります。
という流れで、3ラウンド目が終了したら、ゲームが終了します。
勝利条件にもあるように「得点の合計が1番高かったプレイヤーの勝利」となります。
もしも同点だった場合、より高いレベルの遺跡チップが多いプレイヤーの勝利となります。
それでも勝敗が決まらなかった場合は、引き分けとなります。

■最後に
海底探検は共通の酸素を使い、協力し合う場面がありつつその要素を上手く使って相手を邪魔するという駆け引きも楽しめるボードゲームとなっております。
でも、駆け引きよりも協力してゲームをクリアしたいという人には「月面探検」というボードゲームをおすすめします!
海底探検と同じくオインクゲームズさんが作られたボードゲームとなっており、完全協力型のボードゲームなので、そちらもぜひ遊んでみてください!