『エターナルナイツ』相手の考えを読み解けるか?心理かつ非対称型対戦ゲーム

ボードゲーム紹介・解説

 

同梱物のQRカードからこのページへ飛んできていただいた皆様、エターナルナイツをご購入いただきありがとうございます。

今すぐにでも遊んでいただきたいので、遊び方・ルール説明 までお送り致します。

 

 

エターナルナイツとはこのゲームを作っている3人組とは、いったい何なんだ!?と思われた皆様、全ての疑問に応えるべく、簡単にまとめておりますので、よろしければ見ていってください。

 

 

さてさて、お待たせしました。いつもこのブログを読んでいただいている皆様、僕らのことはよく知っていただいていると思うので(笑)、エターナルナイツというムーブ3作目となるボードゲームを紹介していきます!

 

ネット販売 ⇒ エターナルナイツ | ムーブ (thebase.in)

 

エターナルナイツとは

 

エターナル(Eternal):永遠の ナイツ(Nights):夜 を意味しております。

夢から覚められない、長い長い夜のお話です。

 

物語

 

タカシ君はぬいぐるみ達が大好き。

昼間タカシ君に遊んでもらっているぬいぐるみ達は、夜ぐっすり眠るタカシ君を見守ります。

しかし、今日のタカシ君はなんだか苦しそうです。

夢の中を覗いてみるとタカシ君がナイトメア(悪夢)に襲われていました。

タカシ君をナイトメアから助けるため、ぬいぐるみ達は協力してタカシ君を目覚めさせるのでした。

 

概要

 

エターナルナイツは非対称型対戦ゲームです。

1人のナイトメアと複数人のぬいぐるみ側に分かれてそれぞれの目的達成を目指します。

 

プレイ人数:3~5人

プレイ時間:10分

対象年齢 :6歳以上

 

【内容物】

・キャラクターカード(計5枚)

<ロール(左:表面、右:裏面)>

 

<キット(左:表面、右:裏面)>

 

<ミュウ(左:表面、右:裏面)>

 

<チャボ(左:表面、右:裏面)>

 

<ユメクイ(ナイトメア)>

 

・エリアカード(計6枚)

 

・アタックカード(計6枚)

 

・リペアカード(4種×6枚)

※キット、ミュウ、チャボも同じようにあります。

 

・オルゴールカード(計6枚)

「Ⅰ」×3枚・「Ⅱ」×2枚・「ALL」×1枚

 

・QRカード(計2枚)

 

・説明書1枚

 

 

遊び方・ルール説明

 

【ゲーム終了・勝利条件】

ナイトメアもしくは、ぬいぐるみ側のどちらかが勝利条件を満たしたとき、ゲームが終了します。

 

 [ナイトメアの勝利条件]

ぬいぐるみ側のプレイヤーを脱落させることができれば勝利となります。

3人プレイ時(ぬいぐるみ側:2人):1人以上脱落させる

4人、5人プレイ時(ぬいぐるみ側:3人、4人):2人以上脱落させる

 

 [ぬいぐるみ側の勝利条件]

5ポイント分以上、オルゴールを修理できれば勝利となります。

 

※ナイトメアとぬいぐるみ側の勝利条件が同時に達成した場合、ぬいぐるみ側の勝利となります。

 

<ルール説明動画>

 

ゲームの準備

 

適当な方法で「ナイトメア」1人を決め、残りのプレイヤーは「ぬいぐるみ側」となります。

 

ナイトメアのプレイヤーには、「ナイトメアカード」「アタックカード」「オルゴールカードを配り、ぬいぐるみ側には、「キャラクターカード」、キャラクターに合った「リペアカード」を配ります。

 

エリアカードは机の中央に表向きでエリア1からエリア6まで順番に並べます。

 

ナイトメアは各エリアカードの下に任意の「オルゴールカード」を選んで裏向きに配置します。

 

 

ゲームの流れ

 

ナイトメアのプレイヤーは先攻か後攻を決めます。

ナイトメアが先攻の場合は、ぬいぐるみ側全員が後攻となります。

 

先攻は、「アタックカード」/「リペアカード」を裏向きで伏せます。

後攻は、先攻の言動や行動をみて「アタックカード」/「リペアカード」を裏向きで伏せます。

先攻/後攻はターン毎に入れ替わるため、1ターン目先攻だった場合は、2ターン目後攻になり、3ターン目先攻になり…と交互に変わっていきます。

 

ナイトメア(アタックカード)は2枚伏せぬいぐるみ側(リペアカード)は各プレイヤー1枚ずつ伏せます。

 

全員が伏せ終わったら、一斉に表向きに返します。

 

ぬいぐるみ側は以下の2つのパターンに分かれます。

① ナイトメアの出した2枚のアタックカードと自分のリペアカードが被った場合(バッティング)

1ダメージを受け、キャラクターカードを裏向きに返します。

ぬいぐるみ側が複数人いた場合でも、それぞれのキャラクターが1ダメージを受けます。

※オルゴールカードを表向きにはできません。また、オルゴールカードの修理もできません。

 

 

② ナイトメアの出した2枚のアタックカードと自分のリペアカードが被らなかった場合

出したリペアカードに書かれたエリアに対応するオルゴールカードを表向きにします。

 

オルゴールカードに書かれたローマ数字を確認し、

Ⅰの場合は1人以上で修理が可能

Ⅱの場合は2人以上で修理が可能

ALLの場合はその時点で脱落していないぬいぐるみ全員で修理が可能(そのターンのリペアカードが全て同じエリアの場合)

 

<ALLの例> ぬいぐるみ側:3人の場合

誰も脱落していないとき・・・3人同時にALLがあるエリアのリペアカードを出せば修理可能

1人脱落したとき・・・残りの2人が同時にALLがあるエリアのリペアカードを出せば修理可能

 

修理できたオルゴールカードは、カードを横向きにするとわかりやすいです。

人数が足りず、修理できなかった場合は表向きのままになります。

※上の写真の場合、エリア2のオルゴールカードは「Ⅰ」のため修理可能 ⇒ オルゴールカードを修理できる

エリア6のオルゴールカードは「Ⅱ」ですが、1人しかエリア6を選んでいないため修理不可能 ⇒ オルゴールカードは修理できない

 

 

その後、出したリペアカードは自分の前に表向きで置いておきます。

自分の前に3枚目となるリペアカードを置いたターンは、そのターン終了時に3枚とも手札に戻します。

 

 

ナイトメア側は以下の2つのパターンに分かれます。

① 出した2枚のアタックカードといずれかのぬいぐるみのリペアカードが被った場合(バッティング)

出した2枚のカードを手札に戻します。

 

② 出した2枚のアタックカードと全てのぬいぐるみのリペアカードが被らなかった場合

出した2枚のアタックカードの内、1枚を自分の前に裏向きで置いておきます。

※どちらのアタックカードを伏せたかはぬいぐるみ側がわからないようにします。

自分の前に3枚目となるアタックカードを置いたターンは、そのターン終了時に3枚とも手札に戻します。

 

 

以上でターンが終了します。

これが1ターンの流れになり、これを勝利条件が達成されるまで繰り返します。

 

[まとめ]

・ぬいぐるみ側はオルゴールカードの修理、ナイトメアはぬいぐるみ側の脱落を目指してカードの出し方を工夫しましょう。

・オルゴールカードは「Ⅰ」は1ポイント、「Ⅱ」は2ポイント、「ALL」は5ポイントとなっており、合計5ポイント分修理できればぬいぐるみ側の勝利です

・ぬいぐるみ側はダメージを受けると、キャラクターカードを裏向きにします。

 裏向きのキャラクターカードの状態でダメージを受けると脱落します。

脱落したぬいぐるみはこのゲーム中、リペアカードを置くことはできません。

 

 

[注意事項]

ぬいぐるみ側は出すリペアカードを相談しても構いませんが、全員に聞こえるように相談しなければなりません。

※全員にはナイトメアも含みます。

そのため、先攻/後攻という要素が相談に大きく影響してきます。

 

 

[Q&A]

獲得したオルゴールカードに対応するエリアに再び行くことはできますか?

→ はい、行くことはできます。

アタックカードやリペアカードは自分の手札にあるカードであれば自由に出せます。

 

ぬいぐるみによって違いはありますか?

→ いいえ、ありません。ですが今後、拡張によってぬいぐるみたちに固有のスキルを付与する予定をしています。

 

<プレイ動画>

 

 

ゲーム制作した3人組について

 

エターナルナイツのような自作のボードゲームを作って販売していたり、たくさんのボードゲームを紹介・プレイ動画をTikTokYouTubeに投稿したり、日本中にボードゲームを広めようと「ムーブ」という名前で活動している20代男性たちです。

TikTokでは、ムーブ自体をたくさんの方に知ってもらうために、3人とも毎日配信を行っています。

 

ともき

ボードゲームを日本の娯楽に。ムーブのリーダー。楽しくボードゲームを解説しています。

論理系のボードゲームが特に好き。イメージカラーは青色

 

ザキ

継続は力なり。ストイックな行動と勢いとノリでボードゲームを紹介しています。

心理系のボードゲームが特に好き。イメージカラーは黄色

 

しょうた

縁の下の力持ち。こまめな調査と分析でボードゲームを研究しています。

数字系のボードゲームが特に好き。イメージカラーは赤色