皆さんは、学生生活において、
クラスメイトの友人や、部活動の仲間と一緒に同じことをするとき、常に上手くいっている、常に勝ち続けている人いませんか?
テスト勉強とかもあんまり勉強していないようなのに高得点だったり、あんまり長距離走ってないのに試合はめちゃくちゃ走れてるとか、なんでも上手くいっちゃう人がいると思います。
そんな人に憧れますよね。
ということで、今回のボードゲーム『ハゲタカのえじき』は、いかに相手に勝ち続けられるか、大きい数字を出し続けられるかというようなゲームとなっております。
このゲームの攻略法を見つければ、もしかすると何でも上手くいく人になれるかもしれません。(笑)
1.ハゲタカのえじきについて
勝利点となるハゲタカが描かれたカード(ハゲタカカード)を奪い合うボードゲームになります。
奪い合いとは、どのようなことをするのかというと、自分が持っている数字カードを使って、周りの人よりも一番大きな数字を出した人が、場に出ているハゲタカカードを獲得できます。
ハゲタカカードがなくなったらゲームは終了し、獲得したハゲタカカードの合計点数が一番多かった人の勝利となります。
1.1 ゲームの特徴
・プレイ人数:2~6人
・プレイ時間:15分
・対象年齢 :7歳以上
【内容物】
・数字カード :90枚(15枚×6セット)
・ハゲタカカード:15枚
・説明書 :1枚
1.2 ゲームの流れ
ハゲタカが描かれたカード(ハゲタカカード)は、1点から10点までのプラス点カードと-1点から-5点のマイナス点カードがあります。
<プラス点カード>
<マイナス点カード>
【ゲームの終了・勝利条件】
【ゲームの手順】
①数字カードを色で分けてプレイヤーに15枚ずつ配る
②ハゲタカカード15枚をよくシャッフルし、山札とする
③山札から1枚ハゲタカカードを場に出す
④各プレイヤーは数字カード1枚を選び、自分の前に伏せて出す
⑤全員が数字カードを伏せて出したら、一斉に表にする
⑥数字カードの数字の大小を判定し、ハゲタカカードを獲得する人を決める
⑦山札のハゲタカカードがなくなるまで、③~⑥を繰り返す
⑧山札のハゲタカカードがなくなったとき、手元にあるハゲタカカードの合計点数が一番多いプレイヤーの勝利となる
2.ハゲタカカードの獲得方法(判定方法)
■プラス点カードの場合
ハゲタカカードが1~10の場合は、各プレイヤーが出した数字カードの中で、一番大きな数字が書かれた数字カードを出したプレイヤーがハゲタカカードを獲得します。
■マイナス点カードの場合
ハゲタカカードが-1~-5の場合は、各プレイヤーが出した数字カードの中で、一番小さな数字が書かれた数字カードを出したプレイヤーがハゲタカカードを獲得します。
3.ハゲタカのえじきの特別ルール
もし、複数のプレイヤーが同じ数字のカードを場に出していた場合、同じ数字のカードは打ち消し合います。
■プラス点カードの場合
場に出た一番大きい数字が被った場合、次に大きい数字カードを出したプレイヤーが、ハゲタカカードを獲得します。
■マイナス点カードの場合
場に出た一番小さい数字が被った場合、次に小さい数字カードを出したプレイヤーが、ハゲタカカードを獲得します。
もし、カードが被り、誰もハゲタカカードを獲得できない場合は、次のターンのハゲタカカードと一緒に奪い合います。
次のターン、2枚のハゲタカカードが場に出ている状態ですが、そのときは、2枚のハゲタカカードの合計がプラスか、マイナスかで数字カードの大きい数字を出した人が獲得するか、小さい数字を出した人が獲得するかが決まります。
■2枚の合計がプラスだった場合
場に出た一番大きい数字カードを出した人がハゲタカカード2枚を獲得します。
■2枚の合計がマイナスだった場合
場に出た一番小さい数字カードを出した人がハゲタカカードを2枚を獲得します。
4.最後に
場に出たハゲタカカード(勝利点)が欲しければ欲しいほど、自分の持っている数字カードは大きな数字のものを選択することになると思います。
かと言って、ハゲタカカードが10点に対して、15の数字カードを出しても確実に勝てるとは限りません。
他にも15を出すプレイヤーがいた場合、次に大きい数字を出したプレイヤーが獲得することになるので、あえて、14を出すとか、そのあたりは心理戦になってくると思います。
相手が出したカードを覚えておいて、残っているカードからどれを出すか推測して、その勝負は降りるのか、確実に大きい数字を出しにいくのか、この後のターンのことを考えながらプレイしていく必要があります。
と書いておりますが、めちゃくちゃ考えないといけないゲームではなく、感覚でプレイするのも楽しいですし、しっかり分析してプレイするスタイルもありということです。
1点、プレイするうえで、気を付けた方がいいなーと思うことは、連続した数字を序盤に使わないことです。
例えば、序盤に10~14の数字カードを使ってしまうと、他のプレイヤーからすると、9以下か15しか持っていないから、15がくるかもしれないけど、10以上の数字を出せば大体勝てるなとか、推測しやすくなってしまいます。
一度出した数字カードは、そのゲーム中は使えなくなるので、相手に推測されないように1つ飛ばしの数字を出すとか、相手が推測しにくいようなプレイスタイルをとることも重要です。
「最後に」が長くなってしまいましたが、この『ハゲタカのえじき』はルールは単純で、考えれば考えるほど、奥深いゲームとなっていますので、ぜひ一度遊んでみてはいかがでしょうか。