『ラマ』UNO似のボードゲーム

ボードゲーム紹介・解説

ラマについて

 

みなさん、ラマという動物はご存じですか?

 

ラマとはラクダ科の動物でラクダに似ていますが背中にコブがないのが特徴です。

 

というラマの説明はさておき、今回は『ラマ』という名前のボードゲームを紹介していきます。

 

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ゲームの特徴

 

このゲームは数字の書かれたカードとラマが描かれたカードを使って遊びます。

1人ずつ順番にカードを場に出していき、手札を減らしていきます。

 

手札がたくさんあると減点となり、チップを受け取ることになります。

このチップがたくさんあればあるほど負けに近づく、そんなゲームとなっています。

 

 

プレイ人数:2~6人

プレイ時間:約20分

対象年齢 :8歳以上

 

 

【ゲーム終了・勝利条件】

誰か1人がマイナス40ポイントに達するとゲームが終了し、最もマイナスポイントの少ないプレイヤーの勝利となります。

※同点の場合は引き分けです。

 

 

【内容物】

・カード(計56枚)

1~6(各8枚)

 

ラマ(8枚)

 

・チップ(計70枚)

黒(20枚):-10ポイント

白(50枚):-1ポイント

 

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ゲームの準備

 

全てのカードをよく混ぜ、各プレイヤーに6枚ずつ配ります。

残りのカードは裏向きの山札にします。

 

山札の一番上のカードをめくり、捨て札の山の最初のカードとします。

 

準備はたったこれだけです。

 

 

ゲームの流れ

 

自分の手番

このゲームは、数ラウンドに渡ってプレイされます。

スタートプレイヤーから順番に手番を行い、以下の3つのアクションのうち1つだけを行います。

・カードを1枚プレイする

・カードを1枚引く

・降りる

 

自分の手番が終了すると、左隣のプレイヤーに手番が移ります。

 

 

カードを1枚プレイする

 

捨て札の山の一番上のカードで、次にプレイできるカードが決まります。

一番上のカードと数字が同じ、もしくは数字が1つ上のカードをプレイすることができます。

 

ラマは6の上か、他のラマの上にプレイすることができます。

一番上のカードがラマの場合、他のラマか、1のカードをプレイすることができます。

 

 

カードを1枚引く

 

山札からカードを1枚引きます。

この手番ではカードをプレイすることはできず、次のプレイヤーの手番になります。

 

山札のカードがなくなっても、新たな山札を作ることはしません。

この場合は、このアクションを選ぶことはできません。

 

 

降りる

 

カードをプレイすることができない、したくない、さらにカードを引くこともしたくない場合には、そのラウンドを降りることができます。

手札のカードを自分の前に裏向きにしておきます。

 

降りたプレイヤーは次のラウンドが始まるまでプレイに参加することができません。

 

 

ラウンドの終了

 

各プレイヤー、順番に手番を繰り返し、以下のいずれかの場合、直ちにラウンドを終了します。

・誰か1人が手札のカードを全てプレイする

・すべてのプレイヤーがこのラウンドから降りる

 

1人を除いてすべてのプレイヤーが降りた場合、そのプレイヤーだけでラウンドを続けます。

しかし、そのプレイヤーはカードを引くことはできません。

プレイするカードがない場合は降ります。

 

得点計算

 

ラウンドが終了したタイミングで得点計算を行います。

 

残りのカードから、マイナスポイントを数えます。

カードの数値がマイナス点になります。

ラマカードは10ポイントになります。

同じカードは何枚あっても、そのカードの数値もしくはラマカードのマイナスポイントのみが加算されます。

※例えば4のカードが2枚ある場合、マイナスポイントは4ポイントになります。カードの枚数ではなく、種類が多いほどマイナスポイントが大きくなります。

 

 

チップを取る

 

マイナスポイント分のチップを取ります。

白のチップは1ポイント、黒のチップは10ポイント分になります。

これらは、いつでも両替することができます。

 

 

チップの返却

 

手札のカードを全てプレイすることができ、マイナスポイントのチップを持っている場合には、そのうち1つを選んで戻すことができます。

この「1つ」というのがミソで、10ポイントのチップでも1ポイントのチップでもどちらでも返却できます。

 

そのため、10ポイントのプレイヤーは黒のチップを1枚持っているので、チップの返却ができれば0ポイントになりますが、9ポイントのプレイヤーは白のチップを9枚持っているので、チップの返却ができても8ポイントにしかなりません。

 

 

次のラウンドへ

 

すべてのカードをまとめてよく混ぜ、各プレイヤーに6枚ずつ配ります。

山札の一番上のカードをめくり、捨て札の山をはじめます。

前のラウンド最後に手番を行った(カードを出し切った、または最後に降りた)プレイヤーが次のラウンドの最初のプレイヤーになります。

 

ラウンドを繰り返していき、「誰か1人がマイナス40ポイントに達したときゲームが終了し、その時点で最もマイナスポイントの少ないプレイヤーが勝者」となります。

 

 

最後に

 

場に出ているカードと同じか1つ上の数字を出すだけなので、ルールはめちゃくちゃ単純かつ簡単です。

 

そんな簡単なルールでも、出し方を工夫すると相手の邪魔をできたり、手札のカードを出し切ってマイナスポイント得ないようにしたりするなど戦略はたくさんあります!

 

ゲームバランスがとてもよく、面白いゲーム内容になっているので、ぜひ遊んでみてください!