というのはさておき、
お姫様にラブレターを渡そうとしている若者たちが、城に仕える様々な人に協力を得て、ラブレターを届けるストーリーとなっております。
では、『ラブレター』の遊び方やおすすめ戦法などを紹介します。
1. ラブレターについて
ゲーム性だけじゃなくデザイン性も高く、初心者向けにカード効果が書かれたカードとカード効果が書かれていない “テキストレスカード” が同梱されております。
1箱で2組分のカードが用意されているので、大人数でも2組に分かれて遊ぶこともできます。

1.1 ゲームの特徴
・プレイ人数:2人~4人くらいまで
・プレイ時間:5分程度
・対象年齢 :10歳以上
【内容物】
・ゲームカード :16枚
・追加カード :6枚
・一覧カード :4枚
・テキストレスゲームカード :22枚
・トークン :12個
・羽ペンタイル :1枚
・説明書 :1枚
1.2 ゲームの流れ
【ゲーム終了・勝利条件】
・プレイヤーが1人になったとき
このゲームではカード効果によって、“脱落” することがあります。
最後まで残っていたプレイヤーが勝者となります。
・山札がなくなったとき
プレイヤーが2人以上いる場合は、最も強いカードを持っているプレイヤーの勝利。
【ゲームの手順】
①16枚のゲームカードを準備
②よくシャッフルし、1枚だけゲームから除外
③残りの15枚が山札になる
④1人1枚山札からカードを引き、手札にする
⑤羽ペンタイルやじゃんけんで順番を決める
⑥自分の手番になったら山札からカードを1枚引く
⑦2枚になった手札の内、1枚を場に出しカード効果を使用する
⑧【ゲーム終了・勝利条件】に満たなければ捨て札にし、次の人の手番となる

2. ラブレターのカード効果について
自分の手番で場にカードを出すときは必ず効果を使用しないといけません。
各カードにはそれぞれ効果があり、通常版の8種類でも使い方によって様々な展開となります。
また、同梱されている追加カードと入れ替えると、ゲームの進め方が大きく変わるので いろんな組み合わせで楽しめます。
2.1 各カードの説明
【通常版】
兵士×5枚(強さ:1)
他のプレイヤー1人の手札を当てれば、そのプレイヤーを脱落させられます。
ただし「兵士」以外を宣言しなければなりません。
他のプレイヤーを脱落させられる攻撃的なカードになります。
カードの強さは最弱ですが、使い方によっては相手を揺さぶりゲーム展開がさらに面白くなります。
道化×2枚(強さ:2)
他のプレイヤー1人の手札を見ることができます。
このカードによってゲームが終了するといったことはありませんが、戦況を有利に進められるので序盤から大活躍です。
騎士×2枚(強さ:3)
他のプレイヤー1人の手札と自分の手札の強さを比べて、弱い方が脱落します。
3人以上でプレイする場合は、使うタイミングに注意が必要です。
脱落した人の手札によっては、自分の手札が推測されやすくなります。
僧侶×2枚(強さ:4)
次の手番まで他のプレイヤーからのカード効果は無効になります。
序盤・終盤にかかわらず、勝ち筋が見えるまでの時間稼ぎになります。
魔術師×2枚(強さ:5)
他のプレイヤー1人の手札または自分の手札を捨て札にして、山札からカードを1枚引きます。
手札が1枚のこのゲームでは魔術師の効果によって戦況が大きく変わります。
使いどころの見極めが大事ですが、*強いカード*なのでそのまま持っておくのもありです。
将軍×1枚(強さ:6)
他のプレイヤー1人の手札と自分手札を交換します。
交換した後、自分の手番が来るまでに他のプレイヤーの手番となるため、 兵士や騎士で脱落させられやすくなります。
ゲーム終盤までカードを出さずに持っていた方が良いです。
大臣×1枚(強さ:7)
手札の強さが12以上である場合、脱落します。
強さが5以上の強さのカードを引いてしまうと即脱落となるので、場に出すのもありです。
場に出したときの効果はないので、そのまま捨て札となります。
ただし、他のプレイヤーには強さが4以下のカードしか持っていないことがバレるので、 場に出ているカードを見ながら、出すか出さないかを判断しないといけません。
姫×1枚(強さ:8)
このカードが捨て札に置かれた場合、脱落します。
このカードが手札にある限り、山札から引いたカードを使わないといけません。
勝負が決まるまで、持っていないように装いましょう!
【追加カード】
王×1枚(強さ:-)
このカードを手札にある場合、脱落します。
最初の手札に入っている場合も脱落します。
5人以上でプレイする場合のみ、追加することを推奨と公式の説明書には記載があります。
王子×1枚(強さ:8)
このカードが捨て札に置かれた場合、脱落します。
姫カードと同じ効果です。
男性にラブレターを送りたいときに使いましょう。
姫(眼鏡)×1枚(強さ:8)
プレイヤーが脱落した場合、山札から1枚引いてゲームに復帰します。
唯一、脱落してもゲームに復帰できるカードですので、 後半まで大切に持っておきましょう。
姫(ショート)×1枚(強さ:8)
このカードが捨て札に置かれた場合、脱落し即座にゲームを終了します。
他のプレイヤーへも影響を与える姫カードになります。
即座にゲームを終了するため、残っている人の手札の強さ勝負になります。
女侯爵×1枚(強さ:7)
手札の強さが12以上である場合、このカードを場に出さなければいけません。
大臣と似ておりますが、脱落ではなく場に出すという少し優しい効果です。
このカードを場に出すと、他のプレイヤーからは手札が強いのか、あえて場に出したのかわからないので攪乱させられます。
伯爵夫人×1枚(強さ:8)
このカードは場に出すことができず、山札がなくなったときに脱落します。
足を引っ張るようなカード効果ですが、強さが8と強いカードなので他のカード効果を使って序盤から攻めていきましょう。
2.2 おすすめ戦法
【2人でプレイする場合】
確実に勝てる策がない場合は、相手の次の手番で負けないように立ち回らないといけません。
例えば…
・兵士が2枚揃った場合は、騎士と宣言しよう
ー>次の相手の手番で騎士を使われると負けるので、相手の手札が全く分からないときは騎士を宣言して保険をかけましょう。
・将軍以上のカードと兵士を持っている場合は、
兵士を場に出して自分が持っているカードを宣言しよう
ー>あえて宣言することで、相手を混乱させましょう。
3. ラブレターのような心理系ボードゲーム
ラブレターで遊んでみて、面白いな・楽しいなと 思った人にお勧めするボードゲームです。
3.1 XENO(ゼノ)
オリエンタルラジオ 中田敦彦さんがラブレターを元に 作成されたカードゲームです。
カードの種類が増え、強さが1~10となっており カード効果もラブレターから+αになっているものもあります。
ゲームの流れは同じなので、ラブレターで遊んだことがあればすぐに慣れると思います。
3.2 R-Rivals(アールライバルズ)
ラブレターとは異なり2人用のボードゲームになります。
0~7までの数字が書かれたカードを手札にします。
相手より数字が高いカードを出し、先に4勝した方が勝ちというシンプルなゲームです。
ただし、それぞれのカードに効果があるため、 どのカードを出すか相手との駆け引きを楽しめます。