『それってダミーでしょ?』駆け引きとブラフを楽しむボードゲーム

ボードゲーム紹介・解説

嘘をつくのが得意、相手を騙して悔しがっている姿を見たいという人におすすめ!

普段は嘘をついてはいけないですが、このゲーム中はどうぞ嘘をつきまくってください(笑)

 

さらに、ここぞという場面で仕掛けるギャンブル性もある面白いゲームになっております。

 

では、『それってダミーでしょ?』について紹介していきます!

 

 

1.それってダミーでしょ?について

 

このゲームでは、数字が書かれたカードを使って数字比べをし、高得点のカードを取り合います。

 

勝敗の付け方もわかりやすく、ルールはいたってシンプルですが、冒頭にもありました通り嘘(ブラフ)がカギを握る面白いゲームとなっております。

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1.1 ゲームの特徴

 

・プレイ人数:2~6人

・プレイ時間:15~20分

・対象年齢 :10歳以上

 

【内容物】

・ノーマルカード :48枚

・高得点カード  :26枚

・ダミーカード  :25枚

・スタピカード  :1枚

・カード一覧カード:1枚

・説明書     :1枚

 

 

1.2 ゲームの流れ

 

1~6までの数字が書かれているノーマルカードや「dummy」と書かれたダミーカードなどを使って、他のプレイヤーと数字比べをするといったゲームになっております。

 

<ノーマルカード>

 

数字比べ(バトルフェイズ)は、カードに書かれた数字の大きさ勝負だったり、複数枚を組み合わせて「役」を作って、より強いカードとして扱ったりします。

 

その勝負に勝てば、大きい数字が書かれた高得点カードを獲得でき、得点として加算され、4ラウンドを終えたときに一番高得点だったプレイヤーの勝利となります。

 

 

【勝利条件】

・ゲーム終了時(4ラウンドプレイ後)得点の合計が一番高いプレイヤーの勝利

 

【ゲームの手順】

①山札の準備

②手札の準備

③場のカードの準備

④スタートプレイヤーを決める

⑤カードセット(セットフェイズ)

⑥数字比べ(バトルフェイズ)

⑦得点カードのセット(得点セットフェイズ)

⑧次のラウンドの準備

⑨ゲーム終了・得点計算

 

①山札の準備

ノーマルカードの赤と青の1〜3をそれぞれ1枚ずつ計6枚の山札と、残りのノーマルカードの山札(手札の山札)、高得点カードのみの山札(場の山札)を作ります。

「ダブルカードの山札」

1~3の赤と青の合計6枚

 

合計42枚の「手札の山札」

 

合計26枚の「場の山札」

 

②手札の準備

手札の山札からカードを6枚配り、ダミーカードを4枚もしくは5枚配ります。

※ダミーカードは2〜5人の場合は5枚、6人の場合は4枚配ります。

 

③場のカードの準備

場の山札から今回のラウンド用に4枚カードをセットし、次のラウンド用に4枚カードをセットします。

 

④スタートプレイヤーを決める

スタートプレイヤーはスタピカードを受け取ります。

 

⑤カードセット(セットフェイズ)

スタートプレイヤーから順番に、獲得したい場のカードの下に手札を裏向きにセットする

1ラウンドにつき、3回行います。

 

⑥数字比べ(バトルフェイズ)

カードセットで裏向きにセットしたカードを表向きにし、数字比べを行い、一番強いカードを出した人がそのカードを獲得します。

獲得したカードは手札に加えます。

 

⑦得点カードのセット(得点セットフェイズ)

獲得したカードを含め手札から1枚カードを選択し、得点カードとしてセットします。

※必ずセットする必要はなく、セットしない場合は手札の山札から1枚カードを獲得します。

 

⑧次のラウンドの準備

手札の山札からカードを4枚配ります。

※手札の山札が無くなったら、捨て札となったノーマルカードとダミーカードをシャッフルして補充します。

 

⑨ゲーム終了・得点計算

4ラウンド終了後、得点計算の前に手札から1枚得点カードにすることができる

得点カードは最大5枚となり、カードに書かれた数字の合計が一番大きいプレイヤーが勝者となります。

(15×2)+(7)+(10)+(4)= 51

 

×2カードがある場合は、対象の色のカードに書かれた数字が2倍になります。

ただし、得点計算前に手札から出したカードは×2の影響は受けません。

 

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2.それってダミーでしょ?のカード説明

2.1 ノーマルカード(48枚)

赤色のカードと青色のカードがあり、1~6の数字が書かれています。

 

2.2 高得点カード(26枚)

ダブルカード:1枚のカードに2種類の数字が書かれたカード

どちらの数字としても扱うことができます。

獲得したときに、ダブルカードの山札からもう一つの数字が書かれたカードを獲得できます。

 

×2カード:同じ色のカードを2倍にできるカード

得点カードとしてはもちろん、バトルフェイズでも使うことができます。

 

2色カード:色を選択できるカード

赤色、もしくは青色どちらかの色として扱います。

×2カードに影響を及ぼすので、どちらかを選択することになります。

※7の2色カードは5~6人プレイの時のみ追加します。

 

ボーナスカード:大きい数字のカード

 

2.3 ダミーカード(25枚)

「dummy」と書かれたカードです。

2枚で、オールマイティー1枚扱いになります。

1枚のみでは、カードを獲得することができず何も効果は発揮しません。

 

2.4 スタピカード(1枚)

スタートプレイヤーがゲームの最初に受け取ります。

このカードを持っている人から順番にカードをセットしていきます。

ラウンドが変わるごとに時計回りにこのカードを回し、スタートプレイヤーが変わります。

 

 

3.役の強さについて

 

3種類の役があり、役によって強さが変わったり、枚数によって強さが変わったりします。

また、ダミーカード2枚を組み合わせることで、大富豪で言うJOKERと同じように扱うことができます。

 

3.1 ハイカード

より数字が大きい方の勝利となります。

 

2枚以上でも、連番や同数になっていない場合は、数字の合計数で数字比べをします。

 

 

3.2 連番

3枚以上の組み合わせで、連続した数字となれば連番として出すことができます。

カードの色は関係ありません。

 

3.3 同数

同じ数字のカードを複数枚同時に出すと同数として出すことができます。

連番と同様、カードの色は関係ありません。

 

3.4 ダミーカード

ダミーカード2枚で、オールマイティー1枚扱いになります。

いろんな数字として扱うことができますが、ハイカードの場合は一番強いカードとなります。

 

3.5 役の強さ順

ハイカードの場合(連番でも同数でもない場合)は数字の合計が大きい方が強い

 

ハイカードよりも2枚同数の方が強い

 

2枚同数より3枚連番の方が強い

 

同じ枚数では、連番より同数の方が強い

 

ハイカード<連番<同数(連番と同数は同じカード枚数の場合)となります。

連番は同数よりもカード枚数が多くなったときのみ連番の方が強くなります。

例)4枚連番と3枚同数の場合、4枚連番の方が強い

 

場合によっては、1番強いカードを出した人が複数人いることがあります。

そのときは、引き分けとなり場のカードは獲得できません。

 

また、ダミーカードは2枚で効果を発揮するため、1枚だけ出しても獲得できません。

※誰も場のカードに対してカードを出しておらず、自分だけダミーカード1枚出していても獲得できません。

 

 

4.最後に

 

ブラフを使うボードゲームは、上手く相手の裏をかけられると、とてつもなく「面白い!」「楽しい!」と感じると思います。

 

相手を手のひらで転がせられるような、あっと驚く戦略で勝負してみてください!