小学生が考案したボードゲーム
『TAKUMI ZOO』を紹介していきたいと思います!
『TAKUMI ZOO』とは、”ZOO”という名前の通り動物園をテーマにしたボードゲームです。
とある村長であるあなたは村の発展のために、土地を開拓し動物を集めて、1番人気の動物園を作ろう!という目的があり、ゲームを通じて自分オリジナルの動物園を作っていきます。
イラストがかわいらしく、ゲーム性もわかりやすいのでオススメです。
では、ルールや遊び方を紹介していきたいと思います。
1.TAKUMI ZOOについて
小学生の匠君が作ったボードゲーム『TAKUMI ZOO』
自分だけの動物園を作ろう!
土地を獲得し、動物を飼い、そして収益を得る。
流れはシンプル。あとは村長の腕次第!
冒頭にもあります通り、周りに自慢できるような1番人気の動物園を目指しましょう!

1.1 ゲームの特徴
・プレイ人数:1~4人
・プレイ時間:30分~
・対象年齢 :8歳~
自分の場となるプレイボードに「土地タイル」という動物の種類を決める土地を広げていきます。
その土地にあった動物を飼い、動物チップに書かれたポイント分、コインを獲得できます。
動物チップに書かれたポイントや土地タイルに書かれたポイントの合計が得点となり、スコアボードに反映されます。
自分のプレイボードの土地タイルがすべて埋まる12ターンを終えるとゲームは終了し、得点計算になります。
1番得点が高かったプレイヤーの勝利となります。
1.2 ゲームの流れ
自分のターンでやることは大きく4つあります。
1つ目は、
自分が飼っている動物に書かれているポイント分、収益を獲得します。
動物チップには動物とリンゴの絵が描かれており、そのリンゴの中に数字(ポイント)が書かれています。
動物によって数字が異なり、土地タイルを多く使う動物ほどその数字の大きいです。
他にも、ボーナスポイントという同じ種類の動物を集めたときや同じ大きさの動物を集めたときに獲得できるボーナスも収益に加算されます。
※縦列または横列を揃えて集めると、となりにあるボーナスポイント(リンゴ)を獲得します。
また、ボーナスポイントを獲得するとスコアボードにそのポイント分スコアマーカーを移動させます。
※このスコアボードを使ってポイントを管理します。
ボーナスポイントについてはこの後説明します。
2つ目は、
自分の動物園の土地を開拓します。
動物によって生活できる土地が異なるので、開拓する土地の種類は重要です。
ただ、土地については自分で選ぶのではなく、ランダムで得られるため土地の開拓に関しては”運”になります。
その”運”で手に入れた土地をどのように並べていくかが後半鍵を握ってきます。
土地タイルによってはポイントが加算されるものもあります。
その場合は、スコアボードにそのポイント分スコアマーカーを移動させます。
※土地タイルの効果についてはこの後説明します。
3つ目は、
自分の動物園にいる動物を返すになります。
必ず動物を返さないといけないというわけではありません。
新しい動物を飼いたいけど、ターンのはじめの収益ではコインが足りなかった場合など、コインが欲しいタイミングで今飼っている動物を返すことでコインを獲得できます。
動物チップに書かれたポイント分、コインが返ってきます。
※リンゴの数字が返ってくるコインの数になります。
ただし、動物を返したことにより得点も減るため、返した動物チップのポイント分スコアマーカーを移動させます。
4つ目は、
動物を飼うになります。
必ず動物を飼わないといけないというわけではありません。
動画チップが置かれているメインボードに書かれたコインを支払うことで動物を飼うことができます。
※このメインボードの動物の隣に書かれた数字分コインを支払います。
自分のプレイボードの空いている土地タイルでしか飼えないので、ターンによっては動物を飼えないときもあります。
基本的には1ラウンドで1匹しか動物は飼うことができません。
動物を置いたら、飼っているエリアを柵で囲います。
柵についてはこの後説明します。
動物を飼うことでポイントが加算されます。動物チップのポイント分スコアマーカーを移動させましょう。
以上、大きく4つの手順で進めていきます!
※スタート直後は2つ目から始めます。
12ラウンド終えるとゲームが終了し、得点計算になります。
得点の計算方法は
スコアボードの得点とゲーム終了時に残ったコインの得点(10コイン=1点)とパンパンボーナス(5点)の合計になります。
スコアボードの得点は動物を飼ったり返したり、ボーナスポイント、土地タイルのポイントを反映した得点です。
コインの得点はゲーム終了時に余る場合があるので、10コインを1点として換算します。
パンパンボーナスはプレイボードの土地タイルを余すことなく動物で埋めることができれば、5点のボーナスポイントを獲得できます。
この後は、ルールや内容物の詳細ついて説明していきます。
まず、1つ目で収益を得るときのルール・注意点です
メインボードに描かれている[Tile chart]を見てください。
ボーナスポイントはこの[Tile chart]の縦列と横列に記載があります。
これは自分の動物園に縦列または横列の動物全部揃えるとその縦列または横列に書いてあるボーナスポイントが獲得できるという意味になります。
例えば、[シマウマ][オウム][ヤマアラシ][フラミンゴ]を揃えた時点でボーナスを5点のボーナスを獲得できます。
1度ボーナスを獲得するとゲーム終了までボーナスは続きます。
動物を返してもボーナスは維持されますが、その動物をまた飼っても再度ボーナスを獲得とはなりません。
また、ボーナスは早いもの勝ちなので、無くなる前に獲得しましょう!
2つ目の土地の開拓について説明します
毎ラウンド最初に裏返しになっている土地タイルを1つ手に取り、表向けてプレイボードに置いていきます。
このとき土地タイルは既に置かれている土地タイルと隣接しなければいけません。
※最初のラウンドは右下の入口に置く必要があります。
土地タイルは4種類に分かれます。
・草原タイル
・岩タイル
・森タイル
・水タイル
その土地タイルによって飼える動物が変わってきます。
草原タイルだと[シマウマ]や[サイ]、[トラ]、[ライオン]になります。
また、それぞれのタイルの右上にマークがついている土地タイルがあります。
タイル2枚分として扱うことができます。
土地タイルを多く使う動物を飼うためには重要なタイルです!
スコアボードの得点に+2点加算されます。
+2点を侮ってはいけません!
このタイルを引いたラウンドは1ラウンド中に2回動物を飼うことができます。
このタイルを置く前に、次のラウンド引くタイルを先に引いて視ておくことができます。
タイルを引いたラウンドに関わらず、自分の順番の時に右上に描かれたタイルの絵柄(森タイル、岩タイル、水タイル)に変換することができます。
このタイルを引いたラウンドで小屋トークンを1個受け取り、置いてある土地タイルの上に小屋トークンを置きます。
小屋トークンが置かれている土地タイルには同じ種類・同じ色の動物を同じタイルの上にもう1匹飼えます。
自分または他のプレイヤーのプレイボードに置かれた柵を1本選び、黒柵に変更します。
黒柵は自由に動かせないため、同じ種類の土地タイルを並べていても区切られてしまい、別々のタイルとして使わざるを得ない場合もあります。
自分または他のプレイヤーのプレイボードにある動物を飼っていないタイルとこのタイルを交換することができます。
このタイルを引いた時のみ交換することができるので、後から交換することはできません。
3つ目の動物を返すときの注意点を説明します
動物は1ラウンド中で好きなだけ返すことができます。
返す場合は、動物チップをメインボードに戻し、動物チップに書かれているポイント分スコアボードの得点を減らし、その分のコインをもらいます。
最後、4つ目の細かなルールについて説明します
動物を飼うときはプレイボードの空いている土地タイルに置くことができますが、
いろんな条件があります。
その条件は全て[Tile chart]に書かれていますが、土地タイルの種類によって飼える動物が異なるというのと、動物の下に書かれている数字分のタイルが必要という2点に注意しなければいけません。
動物によっては2種類の土地タイルが必要になる場合があります。
動物の下に書かれた数字分のタイルが必要というのは、
例えば…
[シマウマ]だと空いている草原タイルが1つあれば、その草原タイルの上で飼うことができますが、[サイ]だと空いている草原タイルが2つ隣接した状態でないと飼うことができません。
隣接していない土地タイルは×1としてカウントされるので注意が必要です。
動物を飼った後は、その動物が他のエリアに移動しないように柵を建てないといけません。
この柵がどう影響するかは、2つ目の土地タイルの説明であった「黒柵」になります。
「黒柵」のことも考慮して動物を置く位置は考えましょう!

2.TAKUMI ZOOの内容物について
内容物の中でも、種類が多いものや効果があるものについて紹介していきます!
2.1動物チップについて
動物チップには「1タイル動物」、「2タイル動物」「3タイル動物」「4タイル動物」「2×2タイル動物」があります。
また、「草原で飼える動物」「森で飼える動物」「岩で飼える動物」「水で飼える動物」の4種類あり、合計20種類の動物チップがあります。
「1〜4タイル動物」は同じ土地タイルをその数字分隣接すれば条件を満たすのですが、「2×2タイル動物」に関しては、2種類の動物タイルを隣接させなければいけません。
2.2土地タイルについて
タイル2枚分として扱うことができます。
スコアボードの得点に+2点加算されます。
このタイルを引いたラウンドは1ラウンド中に2回動物を飼うことができます。
このタイルを置く前に、次のラウンド引くタイルを先に引いて視ておくことができます。
タイルを引いたラウンドに関わらず、自分の順番の時に右上に描かれたタイルの絵柄(森タイル、岩タイル、水タイル)に変換することができます。
このタイルを引いたラウンドで小屋トークンを1個受け取り、置いてある土地タイルの上に小屋トークンを置きます。
小屋トークンが置かれている土地タイルには同じ種類・同じ色の動物を同じタイルの上にもう1匹飼えます。
自分または他のプレイヤーのプレイボードに置かれた柵を1本選び、黒柵に変更します。
黒柵は自由に動かせないため、同じ種類の土地タイルを並べていても区切られてしまい、別々のタイルとして使わざるを得ない場合もあります。
自分または他のプレイヤーのプレイボードにある動物を飼っていないタイルとこのタイルを交換することができます。
このタイルを引いた時のみ交換することができるので、後から交換することはできません。
3.最後に
イラストも可愛らしく、ほのぼのとしたゲーム性なのでまったりと遊べます!
そんな中でも土地タイルの効果が上手くゲームバランスを保っているように感じました!
スコアボードに書かれている「Target score」に125点の”TAKUMI”があるので、最高スコアを目指して遊んでいきましょう!