タイトルにもある通り、このボードゲームはプレイヤー全員で協力してクリアを目指していきます。
ゲーム終盤には仲がより深まっていること間違いなし!
数字が書かれたカードを使って遊ぶボードゲームで、ルールも簡単です。
歩くボードゲームカフェでも何度が遊んでいるゲームになります。
では、どんなゲームなのか説明していきます。
1.ザ・ゲームについて
1〜100までの数字が書かれたカードを使って、その数字の順番にカードを全て並べることができれば勝利という至ってシンプルなルールです。
「そんな単純なルール、何が面白いのか」というと、プレイヤーには様々な「縛り」があるため、なかなか上手く並べられません。その「縛り」の中で上手く並べていくコツは仲間との協力・コミュニケーションが大切になってきます。
1.1ゲームの特徴
・プレイ人数:1〜5人
・プレイ時間:15〜30分
・対象年齢 :8歳以上
【ゲーム終了・勝利条件】
・手番プレイヤーが2枚以上カードを出せなくなった時、もしくは全てのカードを場に出し終えた時にゲームが終了します。
・ゲームが終了した時点で、山札の枚数・プレイヤーの手札の枚数の合計が9枚以下であればプレイヤーの勝利となります。

1.2ゲームの流れ
内容物としては、<1>と<100>が書かれたカードが2枚ずつ、<2>〜<99>は1枚ずつ入っています。
<1>と<100>は基準となるカードのため、場に表にして出しておきます。
この<1>や<100>という数字を基準に数字を並べていきます。
<1>に対しては、大きな数字しか重ねられなくなり、<100>に対しては小さい数字しか重ねられません。
<1>のレーン
<100>のレーン
残りの<2>〜<99>のカードはシャッフルして、各プレイヤーにカードを配った後、山札となります。各プレイヤーのカード枚数は、プレイヤー人数によって変わります。
1人:8枚
2人:7枚
3人〜5人:6枚
手札のカードはゲームが終わるまで誰にも見せたり教えたりすることは禁止です。
この「縛り」によって、他のプレイヤーが何の数字を持っているかをわからなくさせ、上手く順番通りに並べられなくなります。
会話するときは、具体的な数字がわからないように進めなければいけません。

例)ここにしか置けないから、置かないで(o_o)
上記に気を付けながら話し合い、誰が最初にカードを置くかを決めます。
各プレイヤーは自分の手番中に必ず、2枚以上カードを場に出さないといけません。これはゲーム終了条件に関わってくるので、出せなければゲームが終了します。
場にカードを出すときに注意しなければならないのは、<1>の場には、置かれている数字より大きい数字でなければ置けません。反対に<100>の場には、置かれている数字より小さい数字でなければ置けません。
ただし、1点だけ特別ルールがあります。
「既に置かれている数字に対して、ちょうど10だけ小さい数字を置くことができる」です。
例えば、<1>の場では、<4>→<15>→<23>のように置くのが通常ルールですが、もし<5>という数字を持っていて自分の手番中であれば、<15>が置かれている時点で<5>を置くことができます。<4>→<15>→<5>
反対に<100>の場であれば、<91>→<84>→<94>と置くことができます。
この10マイナスさせる特別ルールを上手く活用しないと、ゲームを進める上でかなり厳しくなります。
手番中に2枚以上置くことができれば、終了し次のプレイヤーに手番を移すことができます。終了を宣言した時点で、手札が減った分を山札からカードを引いて補充します。
以上が手番中にプレイする内容になり、各プレイヤー順番に繰り返していきます。
もし、手札の補充中に山札が枯渇した場合、それ以降は誰もカードを引きません。山札のない状態でゲームを続けていきます。ただし、山札がなくなった後は、「2枚以上置く」というルールが変更され、「1枚以上置く」というルールに変わります。
2枚以上カードを置けない、もしくは山札がなくなった状態で1枚以上カードを置けないプレイヤーがいた場合、ゲームが終了し、残りの山札・各プレイヤーの手札の合計が9枚以下であればゲームクリアとなります。

2.拡張ゲーム:オン・ファイア
拡張版として6枚の青いカードが同梱されています。
ゲーム難易度がグッと上がるため、通常版で何度がプレイして慣れてきた方におすすめです。
6枚の青いカードは<22>,<33>,<44>,<55>,<66>,<77>になっており、使用する場合は通常のそれらのカードと入れ替えという形になります。
以下のルールに変更してプレイしていきます。
・いずれかのプレイヤーがある手番中に青いカードのいずれかをプレイした場合、次の手番プレイヤーの手番終了時までに、その青いカードの上に少なくとも1枚の青くないカードをプレイしなければいけません。
もし、実行できなかった場合はゲームが終了し、残りの枚数を数えることなくゲームオーバーとなります。
3.最後に
数字を使って順番に並べるという簡単なゲームかと思いきや、意思の疎通ができないと上手くゲームが進められないという信頼関係が重要になってくるゲーム性は、『ザ・マインド』を彷彿とさせます。
どちらのゲームも数字は言っちゃいけないけど、相手の間(ま)や感覚からどれくらいの数字なのかを想像してプレイするので、一緒に遊ぶ人によってゲームがかなり変わってきて、非常に面白いゲームとなっています。
人数は多いほど面白いと思うので、ぜひ5人でプレイしてみてください!