『藪の中』名推理が生まれるかも!?対戦型推理系ボードゲーム

ボードゲーム紹介・解説

 

■藪の中について

 

殺人事件がよく起こっているこの街で、探偵となり犯人を推理するといったゲームになっております。

このゲームでは、人牌(ひとはい)を使って遊びます。

人牌の片面には数字が書かれており、数字の大小を比べて犯人を推理していきます。

既に容疑者は3名まで絞られているようですが、推理するために事件現場にいない人牌の情報や容疑者2名の人牌を確認し、犯人を見つけていきます。

 

 ゲームの特徴

 

・プレイ人数:2~5人

・プレイ時間:20分

・対象年齢 :9歳以上

 

【ゲーム終了・勝利条件】

しくじりチップの合計が5枚以上になった人がいた場合、もしくは探偵チップがなくなった場合はゲーム終了となり、1番しくじりチップが多い人の負けです。

 

【内容物】

・人牌

2~8が書かれたものと、Xが書かれたもの(2つ)の合計9枚

・探偵チップ

表面は探偵チップ、裏面はしくじりチップとなる5色、各7枚のチップ

・第一発見者マーカー

スタートプレイヤーを示すマーカーが1つ

・見ずマーカー

第一発見者が確認しなかった容疑者に置くマーカーが1つ

 

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 ゲームの流れ

 

プレイヤーの人数によって人牌の数が変わります。

2~3人:「X」の人牌を2枚ぬく※2人プレイは少し遊び方が異なります。

4人:「X」の人牌を1枚ぬく

5人:全ての人牌を使う

 

それぞれのプレイヤーは同じ色の探偵チップ7枚を表にして自分の前に置いておきます。

人牌はすべて裏面にしてシャッフルし、各プレイヤーに1枚ずつ配ります。

表にして1番大きい数字だった人がスタートプレイヤーになり、第一発見者マーカーを受け取ります。

そして再び裏にしてシャッフルし、各プレイヤーに1枚ずつ配った後、残った人牌を①死体、②容疑者(×3人)を並べます。

 

各プレイヤーに配られた人牌を他のプレイヤーに見られないように確認します。

確認した後、人牌を左隣のプレイヤーに渡します。

まわってきた人牌を他のプレイヤーに見られないように確認します。

 

第一発見者マーカーを持っている人から順番に3人の容疑者のうち2人の数字を確認します。

犯人と推理した人牌に探偵チップを置きます。

数字を確認しなかった1人の容疑者には、見ずマーカーを置きます。

 

冒頭に犯人は数字の大小で決まるといいましたが、犯人を決めるルールは3つあります。

その1

3人の容疑者のうち、最も大きい数字が犯人

その2

3人の容疑者の中に「5」がいたら、最も小さい数字が犯人

その3

「X」は犯人になることはない

 

次に、第一発見者マーカーを持っている人が見ずマーカー、探偵チップを置いたら次のプレイヤーにまわります。

 

次のプレイヤーは直前のプレイヤーが探偵チップを置いた人牌以外の2つを確認できます。

3人の容疑者のうち犯人だと思う人牌に探偵チップを置きます。

 

このとき、既に探偵チップが置かれている人牌に探偵チップを置く場合は、上に重ねるようにして置いていきます。

全員探偵チップを置いたら、全ての人牌を表にして「犯人を決めるルール」に従い、犯人を確認します。

 

全員が犯人を見破れていれば、全ての探偵チップを除外します。

もし犯人ではない容疑者に探偵チップを置いてしまっていたら、重ねてある探偵チップの1番上に置いたプレイヤーがペナルティとしてすべて受け取ります。

受け取ったチップを全て裏返して「しくじりチップ」に変えて自分の前に置きます。

 

ここでゲーム終了・勝利条件についておさらいすると、

しくじりチップの合計が5枚以上になった人がいた場合、もしくは探偵チップがなくなった場合はゲーム終了となり、1番しくじりチップが多い人の負け

となっております。

 

つまり、誰かがしくじりチップを5枚受け取るか7枚の探偵チップをすべて使い切るまで繰り返します。

 

次のゲームを始める際は、第一発見者マーカーを今回第一発見者だった人以外でしくじりチップが多い人に渡します。

※もし条件に合う人が複数人いた場合は、第一発見者から時計回りに近い人からになります。

 

順位をつける場合は、しくじりチップを持っている数が少ない人から上位になります。

 

上記の勝利条件で順位が同率だった場合は、自分の色のしくじりチップが多い方が負けになります。それでも同率だった場合は、最後の事件で第一発見者だった人から時計回りに遠い人が負けになります。

 

<2人プレイの場合>

「X」の人牌を2枚ぬいたあと、それ以外の人牌を裏にしてシャッフルし、1枚ずつ配ります。3~5人プレイと同様に、①死体、②容疑者(×3人)を並べ、余った1枚は表にして2人とも見えるように置きます。

配られた人牌をそれぞれ自分だけで確認します。

※左隣のプレイヤーに人牌をまわしません。

第一発見者は事件毎に交代します。

それ以外は通常と同じようにプレイしていきます。

 

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■レッツプレイ!オインクゲームズについて

 

「会えなくても、ボドゲやろうぜ!」というキャッチフレーズを掲げてオンラインで遊べるボードゲームを開発したオインクゲームズ。

NINTENDO SWITCHやSTEAMでダウンロードして遊べます。

遊べるボードゲームは現在6つあります。

2022年7月7日にこの「藪の中」が無料アップデートで追加されました!

既に「レッツプレイ!オインクゲームズ」を持っている方は、アップデートで遊べるようになっているのでしばらく遊べてなかったって人はぜひ確認してみてください。

このゲームは\2,500で購入できて、今後ももしかすると無料アップデートがあるかもしれません。

もちろんオンラインプレイだけでなく、オフラインで友達と遊べたり、CPUと対戦出来たりします。

 

 

■最後に

 

自分が確認した人牌と容疑者の2人の情報をもって犯人を見つけるというこのゲームは、推理ドラマとか推理小説が好きな方に向いていると思います。

ルールもめちゃくちゃ難しいということはないので、数回遊べばゲームに慣れると思います。

慣れてくれば、相手の推理を利用して閃いたり、逆に相手を陥れるような推理をしたりと遊び方・戦略はたくさんあるのでいろんなパターンで遊んでみてください!