【クジラオルカ】クジラとオルカの居場所を特定せよ!『ゲーム紹介』

ボードゲーム紹介・解説

2023年5月26日新発売のボードゲーム「クジラオルカ」を紹介します!

ルール説明はもちろん、ゲームの流れを追って紹介するので、購入を考えている方は参考にしてください。

 

 

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クジラオルカってどんなゲーム?

・6つのエリアの中からクジラが出没するエリア、オルカが出没するエリアを見つけ出すゲーム

・エリアに隣接した魚群カードの数字によってクジラ・オルカの出現場所が変わる

・2ラウンド行い、合計得点が最も多いプレイヤーの勝利

 

 

プレイ人数

2~5人

プレイ時間

30分

対象年齢

9歳以上

 

小さな箱に盛りだくさんな内容物が詰まっている!

 

海には6つのエリアとそれを囲むように魚群が発生しています。

各プレイヤーは木製の船に観光客を乗せて出航します。

3人、2人、1人を乗せた合計3つの船を各プレイヤー持っています。

魚群を調査したときに使う調査マーカーやレーダー、そのエリアから動かず高得点を狙うためのいかりがあります。

このゲームの主役、クジラとオルカの木製コマは得点計算時にエリアの目印として使います。

流行カードと釣り人は2ラウンド目以降に使います。

 

 

ゲームの遊び方・流れをわかりやすく紹介!

ゲームの準備

各プレイヤーは、以下を受け取り自分の前に置きます。

観光客を自分の船の溝に挿して乗せます。それぞれ1人、2人、3人の船になるように乗せてください。観光客が乗った船を自分のドックの上に置きます。

 

適当な方法でスタートプレイヤーを決めます。

すべてのエリアをウラ向きでよく混ぜ、場の中央に並べた後オモテにします。

すべての魚群カードをウラ向きでよく混ぜ、ウラ向きのまま下図のように並べます。

得点チップ、クジラとオルカのコマ、流行カード、釣り人は、わきに置きます。余ったものは使わないので、箱にしまいましょう。

 

手番の進め方

スタートプレイヤーから時計回りに順番に手番がまわります。プレイヤーは、自分の手番になったら、「A.調査と移動」「B.完了」のどちらかを1回行います。

手元に調査マーカーがなくなった、もしくは自分の船が移動できない状況になったら、「B.完了」しか行うことができません。

 

【A.調査と移動】

手順①)魚群の魚の数を調査しよう

 

調査したい魚群カードを1枚決めて、その横に自分の調査マーカーを1つ置き、その選んだ魚群カードのオモテの数字を自分だけで確認します。その後、ウラ向きで元の場所に戻します。

 

各プレイヤーは、1ラウンドにつき1回のみ、自分の手番の手順①の間にいつでもレーダーを使って、ウラ向きの魚群カードを1枚オモテ向きに公開することができます。使用したレーダー、ウラ向きにして自分の手元に置きます。

 

レーダーを使うと1手番で2つの情報を知ることができる!

 

手順②) クジラやオルカが出没しそうなエリアに船を移動させよう

無駄に調査だけをすると怒られてしまいます!手順①調査を行ったら、必ず手順②移動を行わなければなりません。(a)(b)のどちらかを行います。

(a)自分のドックから観光客が乗った船を1つ、任意のエリアの上に移動させる。

(b)すでにエリアに置かれている自分の船を1つ、隣のエリアに移動させる。

 

・既に自分の船があるエリアにも船を配置することができる

・1つのエリアにおける船の上限は、プレイヤー数と同じ数まで

・魚群カードを挟んだ位置にあるエリアには移動できない
いかりボーナス
各プレイヤーは、1ラウンドにつき1回のみ、船を移動させるとき、移動先のエリアにいかりを置くことができます。移動させる船はいかりの上に置きます。怒りの上の船が得点した場合、+2点になります。
・いかりは、1つのエリアに1つしか置けない
・いかりの上の船は、移動させることができなくなる
・船を移動させずに、今ある場所にそのままいかりを置くことはできない
【B.完了】
手番の初めに、自分の船をもう移動させたくない(移動できない)と思ったら、もしくは自分の調査マーカーが手元になくなったら、「終わります」と言って自分のドックをウラ向きにします。以降は、手番を行わず、とばして次の人に手番が移ります。
全員が「B.完了」を行うまで、繰り返し手番をまわします。

 

得点計算

全員が「B.完了」を行ったら、魚群カードを全てオモテ向きに公開します。

各エリアに隣接する4つの魚群カードの数字を合計し、次の表に従って、クジラが出没するエリアとオルカが出没するエリアを全員で確認します。目印として、クジラが出没するエリアにはクジラコマを、オルカが出没するエリアにはオルカコマを置きます。

エリア0:12

エリア1:13※

エリア2:12

エリア3:3

エリア4:13

エリア5:10

 

 

【クジラが出没するエリア】

隣接する4つの魚群カードの数字の合計が最も大きいエリア

※複数ある場合は、エリアに書かれている数字が大きいもの

 

【オルカが出没するエリア】

隣接する4つの魚群カードの数字の合計が最も小さいエリア

※複数ある場合は、エリアに書かれている数字が小さいもの

 

クジラが出没するエリアと、オルカが出没するエリアに船を置いていたプレイヤーは、1つの船につき船に乗せている観光客の数だけ得点チップを受け取ります。さらにいかりをおろしていた船は+2点受け取ります。

 

ラウンド終了

場に出した自分の船や調査マーカー、いかりを全て手元に戻し、使ったレーダーとドックはオモテ向きに戻します。

流行カードをウラ向きでよく混ぜ、1枚オモテにして公開します。

「ゲームの準備」にある、エリアと魚群カードの準備から再度行います。

2ラウンド目のスタートプレイヤーは、1ラウンド目で最も得点を獲得したプレイヤーとなります。複数いた場合は、そのうち1ラウンド目のスタートプレイヤーから時計まわりに遠いプレイヤーになります。

 

ゲームの終了

2ラウンドの合計得点が最も多かったプレイヤーが勝者です。複数いた場合は、2ラウンド目に得点が多かった方、それも同じ場合は、2ラウンド目の手番が遅い方が勝者です。

 

 

まとめ!

観光客を多く乗せた船やいかりを下ろした船は高得点になるため、クジラやオルカがいるエリアに置きがちです。

裏を返せば、相手がそれらを置いたエリアはクジラやオルカがいると推測できたり、逆にいると見せかけて実はいないなど、相手との駆け引きが面白くて何度も遊んでしまうゲームでした!